NHKガッテン、フッ化物洗口礼賛報道
2019年5月8日、NHKのガッテンで『虫歯リスクが激減!?発見!新★歯みがき法』の放送がありました。 歯磨き後、口をすすがなければ歯磨剤に含まれるフッ素が歯に付着し、高いむし歯予防効果があるという内容です。 フッ素洗口剤や歯磨剤に含まれるフッ化ナトリウムは劇薬であり、胃内の胃酸と反応すれば、毒物であるフッ化水素(フッ酸)となります。フッ素の虫歯予防効果はまやかしです。 私達はNHKに抗議文を発し、回答を求めました。 NHKから回答がありましたが、行政答弁の域を出ません。追加質問を行っています。 回答を含めた、問題点をまとめました。 さらに大河原雅子衆議院議員が質問主意書を発しました。 質問と答弁の対比文書です。内閣答弁の要点は以下の2つです。 1.個別の放送番組の内容に関するものには答えない。 2.歯磨剤は、歯を磨くことを目的とした口腔用の外用剤であり、口腔内をゆすいで吐き出すことを行わずに、嚥下することを前提としてその製造販売の承認が行われていない。 NHKの誤放送です。 大河原雅子衆議院議員が質問主意書の第2弾です。 質問と答弁の対比文書です。内閣答弁の要点は以下の3点です。 1.歯磨剤は、歯を磨くことを目的とした口腔用の外用剤であり、口腔内をゆすいで吐き出すことを行わずに、嚥下することを前提としてその製造販売の承認が行われていない。 2.フッ素推進派はフッ素は歯質を強化(フルオロアパタイトを生成)すると主張していますが、政府はそのようなデータは把握していないと答弁しました。推進派の理論を政府は知らないといいます。 3.再石灰化について、その意味するところが明らかでないとの答弁です。フッ素推進派は脱灰、再石灰化を強く主張しています。 健康情報センターの里見宏先生の解説をまとめた続編です。 配布用にまとめて欲しいとの要望が寄せられました。 何とかA4、2ページにまとめました。裏表印刷で活用してください。 日本歯科新聞は複数のスウェーデン在住者に確認したが、『そのような話は聞いたことがない』と報道しています。 放送ではフッ素が卵をコーティングし酢酸で侵されないと言う実験が紹介されました。 実証実験を行いました。結果、フッ素の有無に関わらず、卵は酢酸に侵されました。 フッ素入り練り歯磨きの優位性は確認できませんでした。追試験も行いました。 NHK放送と同じ内容がライオン歯磨きのページにありました。 卵は炭酸カルシウム、歯はリン酸カルシウムです。全く別物です。さらにふざけていますのがフッ素入り練り歯磨きを塗り、半日キッチンペーパーでくるんだ後で実験を行っている事です。歯磨き後、半日放置すればフッ素が歯をコーティングするらしいです。口の中に半日、練り歯磨きを含んだままにしなさいという事と同意であり、非現実的です。 ライオンは『タマゴのからと歯の成分は同じカルシウムやリンなどのミネラルでできています』と記載しています。 炭酸カルシウムとリン酸カルシウムはカルシウム化合物であるから似たようなものだという認識のようです。 劇薬である洗口薬剤のフッ化ナトリウムと自然界に多く存在し安定した物質であるフッ化カルシウムを同じようなものだという行政文書もあります。 |