フッ化物洗口とは、フッ素化合物を用いて虫歯を防ぎましょうという事業です。
フッ素が虫歯予防に効果があるという事で日本ではフッ素歯磨き、フッ素塗布、フッ素ジェル、フッ素スプレー、フッ素洗口など、これでもか、これでもかとフッ素を取り入れるような国策が進められています。
こんなにも体内にフッ素を取り入れたらどうなるか、今すぐにではなくとも5年後、10年後、25年後、先の世代に大きな災いを起こすのではと危惧されます。
そもそもフッ素化合物はアルミ精錬の廃棄物です。自然界にも存在するのは安定したフッ化カルシウムです。
フッ化物洗口に用いるのはフッ化ナトリウムでであり、劇薬です。
フッ素は体によろしくない、フッ素の虫歯予防効果は疑問として多くの内科医、歯科医が問題を指摘しています。
お国、都道府県、霧島市、歯科医師会は厚労省ガイドラインを根拠に小学校でフッ素化合物によるうがいを行います。
フッ素ファンの方が自らの意志でおやりになることには反対しません。
しかしながら、教育現場で一律に強引にフッ化物洗口を行う事には反対です。
さらに歯科医師が行うフッ素塗布の危険性はフッ化物洗口の危険性より遥かに大きいという指摘が多数あります。
厚労省では過去の薬害(サリドマイド、薬剤エイズ、サリドマイド、C型肝炎、子宮頸がん)などの反省から薬害を学ぼうという小冊子を中学校に配布、製薬企業、国、医師は危険性を知りながら対策をとらなかったと指摘しています。
さらにこの文書では国民の役割として『国、製薬会社、医療機関の行動をチェックしなさいとの記述もあります。
同じ厚労省でも、部局によって違いがあるようです。
ネットにフッ素問題についてたくさんの情報があります。
フッ素を用いた虫歯予防を推進している団体のホームページです。
フロリデーション(水道水へのフッ素添加)推奨する驚くべき団体です。
埼玉件吉川市で水道水にフッ素を添加しましょうという動きがあり、これに反対する市長が当選しました。
水道水へのフッ素添加は宝塚市で学術的に否定されたはずです。
歯科医師会はフッ化物利用の専門家でない医療職、評論家、市民団体からの反対意見があると認めながら学術的な賛否両論は無いと断じています。
おかしいですよね?
霧島市の実状
霧島市フッ化物洗口事業実施要領によりますと『市は、事業の円滑な実施のため、歯科医師会、薬剤師会、歯科保健関係者、実施施設に対し、この事業の趣旨、事業計画及び実施について説明する』と記載があります。
市が説明しなければなりません。ところが説明の主役は歯科医師会です。
根底にありますのは平成15年に発行された厚労省の『フッ化物洗口ガイドラインについて』の文書です。
この文書の理論付けはWHOの1969年勧告です。
しかしながらWHOは1994年に『6歳以下の子どもへのフッ素洗口は強く禁止する』との見解を出しましたが、全く反映されていません。
1997年、アメリカ食品医薬局(FDA)はフッ素入り練り歯磨きに「警告」文の表示を義務付けました。
「毒」という見出しと「6歳以下の子どもの手の届かないところに」「誤飲したときは受診または中毒コントロールセンターへ連絡を」と書かれています。。
ユニセフも1999年12月疑念のレポートを公表しました。
過去に薬害問題として血液製剤によるエイズ、血液製剤による肝炎、サリドマイド、キノホルム製剤によるスモン病、クロロキンに起因する網膜症、解熱剤による四頭筋短縮症、陣痛促進剤による脳性まひ、最近では子宮頸がんの福作用問題等々
フッ化物洗口に用いるフッ化ナトリウム製剤の安全性について懸念を示されている論文、団体も存在します。
日弁連、消費者連盟、主婦連、薬害オンブズパースンも反対を表明しています。
私には孫が10人います。孫には絶対勧めません。
学校現場は混乱しています。
大きな負担が増えます。
養護の先生は大きな不安を持っています。